『やってみたい!』が拓く、あの日、あの夜の大冒険
夏の大きな一大イベント「お泊まり会」が無事に終わりました。
子どもたちが「自分たちの力でやり遂げた!」という誇らしげな表情を見せてくれたこの2日間。胸が熱くなる瞬間がたくさんありましたので、ブログの画面越しにその感動をお伝えしたいと思います。
「どこに行く?」「できるかな?」から始まった冒険
今回のテーマは、とことん「子どもたちのやってみたい!を叶える」こと。
「ここに行きたい!」「これに乗ってみたい!」
そんな想いをスタート地点に、何日も前からみんなで話し合いを重ねました。
札幌市内を東西南北、遠く離れた目的地でも、子どもたちの『やりたい』という情熱を何より尊重します。
地下鉄の乗り方、園バスでの移動。
さらには、先生に目の前で施設へ電話してもらい、「この予算で行けるかな?」「どうやったら行けるかな?」と、リアルな金銭感覚や実現性を子どもたち同士で真剣に考える場面も。
自分たちで調べ、自分たちで決めた目的地へ繰り出した表情は、まさに「探検家」そのものでした!
帰ってきてから一枚の大きな紙にぎっしりまとめた『調査レポート』には、彼らの発見と誇りが詰まっています。
昼の熱気、そして少し特別な「夜の園内」
食べたいメニューを自分達で考えキッチンの先生へプレゼン達成!
「おいしいね!」と顔を見合わせて食べる夕食の時間も、とびきり笑顔が溢れていましたね。
そして外がすっかり暗くなった頃……。
一人一台の懐中電灯を手に、「夜のひかりツアー(園内探検)」へ出発!
昼間とはまったく違う表情を見せる夜の園内に、ドキドキとワクワクが止まりません。
布団に入った深夜、寂しさがこみ上げて「シクシク…」と泣き声が漏れる時間もありました。
でも、大丈夫。先生がそっとお隣に寄り添い、温もりを感じることで、みんな安心して深い眠りへ……。
寝返りを打ちながらくり広げられた「寝相の運動会」も、なんとも愛おしい夜の1ページです。
輝く汗と、一回り大きくなった背中
翌朝は、爽やかなラジオ体操でスタート!
朝の活動は、子どもたちが選んだ2つのチームに分かれて行動しました。
【虫探検チーム】
歩いて15分ほどの公園へ出発!「あそこに蝉の抜け殻!」「ナメクジみつけた!」と、朝の自然の中でミッションを次々とクリアしていきました。
【園庭ドッジボールチーム】
朝から園庭で白熱のプレイ!朝露を吹き飛ばすような歓声と、朝日を浴びてキラリと輝く汗が眩しすぎました。
2日間の魔法
たった2日間。
けれど、自分の「やってみたい」をカタチにし、仲間と励まし合い、夜を乗り越えた体験は、子どもたちの心に「自分ならできる!」という大きな強さを授けてくれました。
溢れた涙も、弾けた笑顔も、全部が彼らをたくましく育てた宝物です。
保護者の皆様、温かく見守り、送り出してくださり本当にありがとうございました。
ひとまわりもふたまわりもたくましくなった子どもたちの背中を、ぜひご家庭でもたくさん抱きしめて褒めてあげてくださいね。
認定こども園ひかり 園長鈴木恵子
