ぱんだ組で春からお世話をしてきたブルーベ
リーを使って、ブルーベリーパーティーをし
ました。
ブルーベリーは例年育てたいクラスが担当す
ることになっていますが、今年はぱんだ組が
お世話をすることになりました。今まで育て
てきた２本の木に加えて、今年から【ピンク
レモネード】というピンク色のかわいい種類
も仲間入りしました。去年よりも木の本数が
多かったこともありたくさん収穫することが
できて大満足のぱんだ組。
晴れている日はお当番さんが園庭に行き、
色付いたものから収穫していきました。
収穫に行く度に、大根に似た草やお花、きの
こなどの植物や、クモやカエルやアリやナメ
クジなど、さまざまな自然との出会いや発見
も楽しみました。
収穫も終わったところでついにクッキングで
す。収穫したブルベリーはどうやって食べよ
うか？と相談すると、「アイスにしたら美味
しいとおもう～」「おうちでジャムをヨーグ
ルトにかけて食べてるよ！おいしいんだよ」
「スムージーがいいよ～絶対に！」食べたい
ものの候補がたくさんあがりました。相談し
た結果、今回はブルーベリーでジャムを作る
ことにしました。

待ちに待ったクッキングのスタートです！ま
ずはみんなが収穫してくれたブルーベリーを
袋に入れて潰してもらいます。
「冷たくて気持ちい～」「見て！色が変わっ
てきたよ！」
「あぁ・・・なんだかかわいそう。」「緑の
やつがかたいかも・・・。」
しっかりと潰してから、お鍋に砂糖を一緒に
入れて、グツグツと煮ていきます。
おやおや？どんどんと色が変わってきました！
濃い紫色になる頃にはお部屋いっぱいにブル
ーベリーの甘い匂いが漂ってきました。最後
の隠し味に「レモン汁」を入れて、冷蔵庫で
冷やして完成です。今年のブルーベリーは大
豊作だったので、いつも遊んでくれるもも組
・ばら組と、大好きな先生たちにサプライズ
でプレゼントすることにしました。
「これは先生にあげて、こっちは僕が食べよ
うかな。」「園長先生にもあげたいな！」自
分たちが作ったものを食べて欲しいという気
持ちと、一緒に食べたいという気持ちがこも
ったぱんだ組のサプライズを、とても喜んで
くれました。
いよいよジャムサンドをパクッ！「おいしい
～！！！」
「甘いね～！育ててよかったー！」「色がす
ごくきれいだね！」
自分たちで作ったジャムは、収穫もお世話も
料理もしたので愛情たっぷりです！ブルーベ
リーの木はこれからも定期的にお水をあげな
がら、また来年たくさん収穫できるようにお
世話をしていきます。

（感染対策及び衛生面の都合上、収穫したブ
ルーベリーは冷凍保存したものをクッキング
活動では使用しましたが、実際に提供したも
のは市販のブルーベリーから作ったジャムに
なります。）
--------------------------------------------
栽培活動を通して「育てて食べる」だけでは
なく、それに関わり生きている植物・生き物
・環境などから、たくさんの刺激と学びがあ
りました。作ったジャムはいろんな人に美味
しいって言ってもらえて嬉しかったね。

厨房　大西拓也