園の様子 / お知らせ

英語で話せるって楽しいね!

当園では、英語あそびと体育あそびの正課が
あります。今回はばら組の英語あそびの様子
をお伝えします。

英語あそびは、週に一度、20分のレッスンを
クラスごとに行っています。講師のジェニフ
ァー先生は、いつも優しい笑顔で迎えてくれ
ます。
まずは、hello song!挨拶の歌は、いつもの
お馴染みのメロディーで、頭のスイッチが英
語脳に切り替わります。
“hello hello hello how are you~?”♪
手遊びのように振りをつけて楽しく歌う子ど
もたちの表情はいきいきとしています。
歌が終わると、ジェニファー先生がいろいろ
な問いかけをしてくれます。そして、その問
いかけに応じた返事を、子どもたちは英語で
返します。

先生“What's your name?”
子ども“My name is〇〇〇〇.”
先生“How weather?”
子ども“It's sunny.”
など、日常の会話が成り立っています。名前
のやりとりは先生と子どもだけではなく、隣
の友だちに尋ね、答えた子どもはさらに隣の
友だちへと、リレー形式でできるようになり
ました。
“How are you?”では、今の自分がどんな状
態かを考えて答えます。
“I'm happy.” “I'm cold.”などさまざまな声
が上がります。
中でも“I'm hungry.”が多いことに、いつも
笑いが起こります。ばら組のレッスンはちょ
うど11時過ぎで、お腹が減る頃。素直な返事
に納得することもしばしばです。

最近は家族についての単語も覚えています。
family(家族)parennt(両親)sister(姉妹)
brother(兄弟)など、正しい発音を教えても
らっています。
下の兄弟や姉妹には、little brotherのよう
にlittleをつけることや、grand parentで祖
父母を表すこともわかり始めています。
そしてみんなが大好きなサメの家族の歌ベビ
ーシャークの音楽が流れると、大盛り上がり
!この曲には家族の単語がたくさん出てくる
ので、英語の理解が上達します。いろいろな
パターンがあるので、その日の気分で違う曲
調を楽しむことができます。

色、数字、アルファベットから始まったレッ
スンが、今ではボディパーツ、果物、野菜に
まで進み、好きなものを尋ねられると、
“I like 〇〇.”と答えられるようになりまし
た。
この絵をよく見ると、果物が複数形になって
いる物があることに気付きます。その場合は
答える時に、cherriesやgrapesと表現しま
す。

赤ちゃんが大きくなるにつれて、日本語を上
手に話せるように、英語を耳で聞き、自然な
やりとりを正しい発音で話せるようになるの
が正課の学びです。
歌を通して覚えたフレーズはたくさんありま
す。
“Are you hungry?” “Yes I am.”というやり
取りが、スムーズにできることは、子どもに
とってとても嬉しいことです。

レッスン後半には絵本を読んでもらいます。
園には英語の絵本がたくさんあり、絵を見な
がら英語のお話を聞くのも、子どもたちの楽
しみのひとつです。

最後はグッバイソングを歌い、一人ずつ先生
とハイタッチをして部屋を出ます。
20分間集中するのは大変なことですが、中身
がたくさん詰まったレッスンは、あっという
間に感じられるようです。
今年度の英語あそびもあと少し!
英語の声が響きわたる保育室の雰囲気を最後
まで楽しみます。

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喜びや楽しさを味わいながらできることが
増えると、達成感につながり、自信や自己
肯定感がアップして、全てが生き生きとし
た活動につながっていきます。継続は力な
り!ちょっとした積み重ねで、子どもたち
の笑顔がたくさん見られるのは、嬉しいこ
とです。

ばら組担任 川上 寿美




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