11月15日に、ちゅうりっぷ・ゆり・りすぐみによる発表会園内練習がありました。

 

年中ちゅうりっぷぐみの劇・ブレーメンの音楽隊では、年老いて役に立たないと言われた動物たちが、肩を落として登場する姿にご注目。どろぼうさんたちのパーティも愉快です。

ドイツの民話を集めたグリム童話ですが、ブレーメンを目的地を選んだのは、その時代に貿易港として栄えた自由都市に動物たちの夢をたくしたのではないかと言われています。そのブレーメンに向かう遠いみちのりを表すために、先生が舞台作りに頭を悩ませていました。

お休みしたお友達のセリフもみんなで手伝って、劇はとどまることなく流れていきました。

 

 

年長ゆりぐみの劇・アラジンは、年長さんらしいロマンチックな恋の物語です。砂漠に近いアグバラの町に暮らすアラジンには、お城に住む大金持ちになりたいという夢がありました。お城のお姫様ジャスミンと出会い、次第に自由であることの素晴らしさに気づいていきます。

年長さんの劇は子どもたちの個性にあふれています。大きな声でセリフが言えない子にも、どうぞ耳を傾けてください。とっても豊かな表現力に感動します。

ロマンチックなストーリーを引き立てる先生による美しいピアノの旋律もぜひ、お楽しみください。当日はアラビアンナイトの雰囲気を再現した衣装にもご注目を！

 

 

 

年少りすぐみの劇・大きなかぶでは、みなさんが知っているストーリーとは一味違ったりすワールドをお楽しみください。先生がセレクトした効果音がとてもほほえましく、涙あり笑いありの仕上がりです。

ステージ上では、ついくつろいでしまう姿も見られます。どろぼうさんの登場で緊張感がよみがえり、仲直りをする展開に、年少さんらしい保育の姿が活かされています。

力を合わせてかぶが抜ける瞬間には、どうぞ大きな拍手をお願いします。

   

  

 

年長ゆりぐみによる楽器・カントリーロードでは、年中さんでは経験していないメロディを奏でる楽器もたくさん取り入れました。静かなベルによるスタート、そしてだんだん厚みを増していく演奏は、きっと感動を誘うことでしょう。

 

このカントリーロードは映画「耳をすませば」のテーマ曲にも使われました。そして歌には、続編の映画「猫の恩返し」の主題歌でもある「風になる」をセレクト。出会ったことを喜び合う気持ちが、歌声に表現されています。

発表会に向けて、各クラス心をひとつに頑張ってきました。園内練習は明日の第二部、第三部と続きます。

これまでの過程に、あたたかい拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。当日をどうぞご期待ください。

園長　曽根　香子