夏らしい太陽の光を感じる季節となりました。
水遊びに虫取りなど子どもたちの大好きな遊びが存分に楽しめる時期でもあります。
遊びの中からいろいろなことを感じ学びにつなげていきたいものです。
子どもの主体性を育てていきましょう!など子育て関連の雑誌に
とどまらず目にしたり、聞いたりすることが多くなりました。
では主体性とはどんなものなのでしょうか。
主体性のある子としてイメージすると自分の意見をクラスみんなの前で発表したり
なんでも積極的に取り組める子を思い浮べる方が大半と思いますが
友だちの意見を聞き側にいる子も実は主体性がある子と言えます。
人の意見を聞き入れることまた頑張っている友だちを応援することができる子は
自分以外の人の価値観を認め人の気持ちを共感できる子です。
引っ込み思案で・・とネガティブに考える必要はないのです。
主体性はどうすれば育っていくのでしょうか。教えて育つものではないところが難しいところです。
教育もインプットするからアウトプットするのほうを
重視するように変わってきました。
主体性は尊重される=肯定されることで育っていくといわれています。
良いことと悪いことを大人が判断しそれを子どもにさせることは簡単ですが
いつでも大人がそばにいて判断してくれるとはかぎりません。
だからこそ、物事を主体的にとらえて判断する力が必要です。
実際の生活の中で子どもに考える時間を作ることは遠回りしなければならず
大人にとってはやきもきしてしまうことも多々あると思いますが
主体性を育てるための一歩です。
子どもとのやり取りを楽しみながら主体性を育んでいきましょう
園長 細川 夕州妃