突然ですが、「おもいやり」や「頑張る力」は
どのように育つのでしょう?
今日、偶然にそこに立ち会うことができました。
保育室内で長縄跳びに挑戦中の年長5歳児のそら組さん。
そら組では縄跳びのチャレンジカードを公園に持って
行って、それぞれでチャレンジ中。
今日は長縄跳びをみんなでやっていました。
上手に飛べる年長さん。でも、すぐに飛べる
ようになったわけではありません。
去年の年長さんの姿を見て憧れ、練習をして
飛べるようになったのです。
その姿を見ていた年中ひかり組の子どもたちの
中で「やりたい!」と言う子がいました。
ひっかかっても、年長さんや友達が励まして
応援してくれます。
諦めずに何度も何度も挑戦!
やった!できた!その瞬間
年長さんたちのたくさんの拍手と
友だちのハグで包み込まれました。
やった!できた!と自分のことのように
喜ぶ子どもたちの姿に「頑張る力」や
「あきらめない思い」は子どもたちの
「遊び」の中で育まれていると改めて
感じるエピソードでした。「やりたい!」
と言う年中さんに「いいよ!」と言える
年長さん。「やってないからね。」と
順番を譲ってあげられる優しさ。
何度も何度も挑戦している年中さんに
「早く変わって。」という声はありま
せんでした。それよりも「頑張れ」
「もう一回!」そのような言葉がけに
あたたかい気持ちになりました。
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年中と年長の保育室はパーテーションを
開ければ一つの大きなお部屋になるため
日ごろから一緒に生活する事も多い中、
年齢関係なく遊ぶことができているから
このようなエピソードが生まれたような
気がします。
今後も、年長児にあこがれるような保育
年下児をいたわり思いやれるような保育
を目指していきます。
4歳児担任 今井 義隆
5歳児担任 村田 くるみ