園では0歳児から積極的に感触あそびを
取り入れています。
感触あそびはなぜ大切なのでしょう?
実は科学的にも根拠があるんです☆
脳の栄養は
①酸素・・・呼吸から
②タンパク質・ブドウ糖・アミノ酸・・・食事から
③感覚情報
この③を遊びの中で得るために取り入れることが
脳を育むきっかけになるからです。
感触あそびは 水遊び、泥遊び、砂場での遊び以外にも
小麦粉粘土・寒天・春雨・氷など取り入れてきました。
色遊びを楽しんでいる2歳児つき組では
いろいろな色の寒天で遊びました。
自分の好きな色の寒天を大きなタッパから
取り、コップやお皿に乗せ
「おいしそう」と見立てあそびがはじまりました。
氷も入れてまるでお店で売っているよう。
「食べちゃダメだよ」
「本当に食べられないからね」
と保育者に言う子どもたち。
窓際に並べ透き通る色をじっくり見る子
いろいろな色を混ぜ合わせ、砕いて楽しむ子
どのように遊ぶかはその子次第です。
保育者は見守り、やりたいことができるように
サポート。
手で触り、つぶしても色が混ざらない。
ここが色水遊びとは違うところです。
不思議だな?なんでかな?楽しいな。
は集中も生み出します。
遊び終わった寒天を集めていたら・・・
「ここに入れる!」と大きなたらいを
運んできました。
そのあとは氷と寒天の入ったたらいを手で
かき回したり、手で寒天をつかみつぶしたり
と遊びが続きました。
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こぼすからダメ。
先生が分けてあげるから待っててね。
順番だよ。
という言葉がけで子どもたちはやりたいように
やってみようとするでしょうか?
こぼしてみてわかること、
自分で取ってみてわかること
トラブルの中で学ぶことを
大切にしていきたいと日ごろから思っています。
それが遊びの中からの学び、アクティブラーニング
です。
やりたいことができる保育は
やりたい放題好き勝手にさせる保育とはかけ離れ
ています。
子どもたちの「やりたい」の中からたくさんの
可能性を引き出せるような保育を目指します。
2歳児担任 主任 冨山 繁美