6月1日水曜日の午後から、職員による、
SIDS訓練を行いました。
訓練内容は、0歳児のにじ組の園児の一人が
午睡中に呼吸をしていない事を職員が発覚
したという想定です。
この写真に載っている人形を使用して、実践
します。
園児を事務室に連れて、心肺蘇生を開始
します。
「にじ組 つぼみちゃん、呼吸をしていません。」
全ての職員に通知し、その場にいる職員で
係を分担します。カードを振り分け、役割を
遂行します。
「つぼみちゃん!」と呼びかけ
「意識なし 呼吸なし。心肺蘇生始めます!」
と伝達事項は短くはっきり伝えます。
受け取ったカードに従いそれぞれの役目を
確実に遂行していきます。
実際にはパニックになることを想定して
カードの裏にはやるべきことが細かく書かれて
います。
「保護者に連絡します」
「救急車の要請をします」
声をかけながら行います。
救急隊にすぐ状況説明ができるように、記録
もとります。
リーダーから指示を受け、119番通報、保護
者連絡、AED担当、記録担当等、管理者への
連絡。それぞれが責任を持ち、速やかに進めて
いきます。救急車が到着し、救急車ににじ組
保育士が必要な持ち物を手にし、同乗する。
サイレンが聞こえたら誘導する。
サイレンが聞こえても救急隊が「替わります」
と言うまでは心肺蘇生はやめない。
など、資格を持った職員が重要ポイントを
伝え訓練を終えました。
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SIDS乳幼児突然死症候群は前触れなく発生し
原因もわかっていません。
園では、お昼寝時、5分毎に職員が、視診しながら
呼吸や体動を確認しています。また、「ルクミー」
というボタン式センサーをおなかに取り付け、体動
を検知し、iPadと連動させるという補助機も使用し
ています。
SIDS訓練は保育者の訓練です。
健やかな子どもたちの命を守るため、繰り返し訓練
を行い、万が一に備える・・・・
命の尊さをこれからもしっかりと考えて、日々保
育を行っていきます。
0歳児担任 石田知美