6月に入って、天気がいい日にはお水であそびた
いね。そう担任同士で話していました。吹上公園
に着くと・・・
いつもとは違う場所に大きな水たまりができて
いました!
「あ!お水だね。楽しそう・・」と保育者が
声をかけると子どもたちはすぐに水たまりへ
向かいました。
水をすくったり、バケツに入れたりしていた
子どもたちはいろいろなことに気づいたようです。
水たまりの中から石を見つけると
「せんせい!みてみて・・・」と大事そうに石を
見せてくれました。
近くの葉っぱを切って浮かべているお友だちに、
「ぼくもやる~」と一人遊びから友だちと対話を
もった遊びへと広がってきました。
水をためていたお友だちのバケツに、水を汲んで
運んできたり、
今度は素手で水を触ってみたりと次から次へ
と遊ぶ子たちの姿がありました。保育者は危険
がなければあまり介入せず遊びの様子を見守り
ます。
「びしゃびしゃ・・・」
「よごれちゃった~」
という声も子どもたちから聞こえてきましたが
「大丈夫!お部屋に帰ったら着替えようね」
と担任が声をかけると安心したようにどんどん
ダイナミックに遊ぶ事ができました。
「くつがぬれてぐちゃぐちゃだ~」大人だった
ら靴が濡れていたらいやですが、子どもたちに
とっては、その感触も楽しかった様子です。
子どもたちと、「またやりたいね。」と話しな
がら保育園に帰ってきました。
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日本には美しい四季があり、その時期にしか
できない遊びや体験があります。
せっかく園の近くに森のような大きな公園
があるので、その時期にしかできない遊びを
取り入れています。
準備や片付け、着替えやシャワーのひと手間
よりも、子どもたちが自然の中で土、砂、泥
水、葉、枝などの自然物に触れることを大切
にしていきます。
2歳担任 石黒奈々
主任 冨山繁美