吹上そらいろ保育園では、万が一の災害に
備え、防災備蓄品(非常食・備蓄品)をすべて
3日分備蓄しています。
今回は、9月7日に食べた非常食と防災備蓄品
についてご紹介いたします。
防災食に慣れてほしいという思いから、毎年
1回、給食の献立に非常食メニューを取り入れて
います。
今回食べたものは、アルファ米(水やお湯で
ご飯になります)と、ヒートレスカレー
(温めなくても美味しい)です。
離乳食にはおかゆやホワイトシチューも
常備しています。
今回は、調理した副菜のサラダとフルーツ
ヨーグルトも食べましたが、本当の緊急時には
ご飯とカレーの提供になります。
「おいしいかな?」「いいにおいしてきた!」
職員にとっては提供訓練の一環でもあるため
保育室で配膳をします。
厨房の管理栄養士のありさ先生が、各クラスを
回って、アルファ米を見せてくれました。
実際に水を入れて、出来上がる過程も見せてもらい
ました。
「よくかき混ぜて・・・でも1時間くらい置いて
からじゃないと食べられないんだよ。」
と聞いて「えーーー!!まてないよ!」
と驚きの声も。
いただきます!と食べ始めた感想は・・・・
「ちょっとからい!」「おいしい!」と残さず
食べてくれました。
園の備蓄品は、非常食以外にも、
カセットコンロやガスボンベ・救急セット・
おむつ・ミルク・飲料水・使い捨て哺乳瓶に
毛布やアルミシート、
ハロゲンランプや発電機なども備えています。
いざという時にも、子どもたちが安心して
お迎えを待つことができるように、訓練や
見直しを定期的に行っています。
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一年に一度の非常食の喫食の目的は、味に慣れる
という事と、職員の手際や段取りの練習です。
また、備蓄品の使用期限、非常食の賞味期限など、
いざ使う時になって使えないという事態にならない
ように在庫管理も定期的に行っています。
ご家庭でも、防災備蓄品や非常食について改めて
整理・確認したり、ご自宅近くの避難場所や、
家族で集まる場所の確認など、防災についてお話
をするきっかけにしていただけたら幸いです。
園長 石田 優貴