今月のサイエンスは太鼓づくり♪
今回は身近な材料で太鼓を作り、
音の不思議に迫ります。
まずは材料選び。
ペットボトルやお菓子の容器などの中から、
好きなものを選びます。
次は、太鼓の鼓面(皮)となる風船を選びます。
材料が揃ったら、いよいよ太鼓作りです。
「太鼓はどうして音が鳴るか知ってる?」
「空気の振動!」
数人から声が上がりました。
読書好きな子たちは、本で読んで知っていたようです。
「太鼓を叩くと、太鼓の皮が揺れて
周りの空気を押したり引いたりします。
すると空気の波ができて、それが音として
伝わるんだよ。」
「うん、うん」
子どもたちは大きくうなずいています。
太鼓を叩いた経験のある子どもたちは、
叩いたときに手に伝わる振動や、
太鼓の皮がビリビリと震える様子から
そのことを感覚的に理解できたようです。
では、太鼓の皮を張っていきましょう。
風船の吹き口を切って、容器の口にかぶせます。
風船は固いので、手でよーく伸ばして…
友達と協力しながらつけていきます。
「風船をピーンと張ると、音が少し変わるよ」
「えっ?!本当???」
子どもたちは早速、音の変化を確かめます。
「本当だ、ちょっと音が高くなった!」
「本物の太鼓みたいなイイ音になった!」
自分好みの音になるよう、張り具合を調節します。
「私はこの音にしよう~♪」
好きな音色を見つけたら、風船をテープで固定し、
自由に絵や模様を描きます。
自分の好きな音色の、オリジナル太鼓が完成!
「叩いてみて!音が違うね!」
「僕の太鼓も結構いい音だよ」
次回の〈チャレンジ〉では、この太鼓を使って
みんなでセッションをします。
お楽しみに!
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