夏休みの自由研究では、水と油を使って
カラフルなラバランプを作りました。
作りながら、水と油の性質を学びます。
まずは作ってみよう!
食紅で色をつけた水をボトルの半分くらい注ぎます。
そこに油(ベビーオイル)を注ぎ、油の動きを観察します。
「油が水の中に玉みたいに落ちる!」
「あれ?水と油でくっきり分かれたよ」
「うんと強く振ってみたらどうだろう?」
ボトルを激しく振ると一見混ざったように見えますが、
時間が経つとまたキレイに二層に分かれていきます。
水と油は混ざらない?
「こういうの、みんなの身近にもあるよね。
ヒントは冷蔵庫の中!」
「え~なんだろう」
「ソース?」
「ソースは二つに分かれてないよ」
「あっもしかして…ドレッシング?」
全員が「ああ~~!!」と大きくうなずきました。
「水と油って混ざらないの?」
水は水の分子、油は油の分子が引き寄せ合って集まっています。
引き寄せ合う力が同じくらいの液体は混ざるのですが、
力の強さが大きく違う液体同士は混ざりません。
水と油は、それぞれが引き寄せ合う力が大きく違うので
混ざらないのです。
「へぇ~知らなかった!」
「引き寄せ合うから、油が玉みたいになったのか」
ボトルの中に発泡剤を入れて観察すると、
気泡と一緒に浮かび上がった色水が、玉になって
油の中にポコポコと浮かんできました。
「キレイ~~~!」
「どうして油の方が上になるの?」
それは水の方が重いからです。
1Lの水と油の重さを比べると、水は1㎏、油は0.9㎏。
油の方が100gも軽いんですよ。
「え~!そうなんだ」
「だからドレッシングを振らないでかけると
サラダが油でベトベトになっちゃうのか」
「たしかに!ときどきやっちゃうんだよね、それ」
…と、ドレッシングの失敗談で盛り上がりました。
もっとキラキラに!
では、ボトルにビーズやラメを入れて、
ラバランプのキラキラ度をアップさせましょう。
「水と同じ色のビーズだと見えなくなるよね?」
「大きいスパンコール入れたい!」
「何色が合うかなぁ」
選んだビーズやラメを慎重にボトルに入れます。
「振るとすっごくキレイ!」
「じーっと見ちゃう…」
こうして、色やビーズにこだわったラバランプが完成しました!
「窓のところに置いたら絶対キレイだよね♪」
「なんか宇宙みたい!」
「その色もいいね~」
子どもたちはボトルを揺らしながら、
水と油の動きをいつまでも眺めていました。
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学童×塾そらいろキッズ・Kschoolあいの里
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