2024年2月18日（日）札幌市内のホテル会場にて、毎年恒例となっている学園グループの職員研修を行いました。本研修は、各園の保育教諭、保育士はもちろん、厨房やバス職員など職種を問わず保育に関わる全ての職員を参加対象としています。今年度は札幌の各姉妹園からは内定者を含む約300名の職員が札幌の会場に一堂に会したほか、道外の姉妹園も約60名がオンラインにて同研修に参加しました。
理事長による学園の保育や今後の方向性についての講演のほか、今年度は4名の方を講師としてお招きしました。

駒沢女子短期大学教授・ジャーナリスト　猪熊弘子先生による講演では「日々の保育の中での危機管理」や「不適切保育」について、過去の事例を参考に未然に防ぐ対策の実践例やポイントなどを教示いただきました。

幼児活動研究会株式会社　溝上健二先生による「社会人基礎力」の実践研修では、社会人として基本となる姿勢や考え方などを講演いただき、新入職員にはまなびとなり、在職員には振り返りの機会となりました。
シンガーソングライター・作詞家・作曲家・絵本作家・児童文学作家　新沢としひこ先生には、「世界中のこどもたちが」や「はらぺこあおむし」など楽しいミニコンサートを行っていただき、一緒に歌ったり踊ったりと笑顔いっぱい楽しみました。
さらに、現在学園の認定こども園にてアフタースクールを担当している「クルベラ・クルブ・デ・フットボル」より、レアル・マドリード ジャパンスクールでトレーニング責任者を務めていた経歴を持つ、代表の宮本維斗さんを迎え、サッカーを通して育てる力、子どもたちの人間力を育む指導方針などについて講演いただきました。

幌北学園グループでは毎年、職員がともにまなび交流する機会として、合同の職員研修を行っています。現在は所属園の数が増え、園単位の研修が増えている状況ではありますが、今後も学園グループ全体で共有する研修を定期的に行い、職員の意識を高め日々の保育の見直し改善に反映してまいります。