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【コラム】食文化を学ぶ「味噌づくり」

幌北学園で毎年恒例となっている、食育活動「味噌づくり」をご紹介します。 

学園では食への興味や関心を引き出す「食育」を大切にしています。 
食べるだけでなく、調理する、知る、育てる、収穫するなど、各園子どもたちを中心としたさまざまな活動を行っています。 
その中でも毎年この時期に行う活動が「味噌づくり」です。 

4歳児(年中)クラスの子どもたちが手作り味噌を仕込みます。 
厨房で煮た豆を潰すことから始まり、味噌樽に味噌を詰めるまで全て子どもたちの手で。 
豆の形が変わったり、色や臭い、感触などを楽しむなど、仕込みの過程は子どもたちの五感を刺激します。

味噌樽は厨房に保管して、発酵を待ち、発酵が十分な時期になったら菌検査を行って完成です。発酵まで数カ月。1日で終わってしまう調理体験ではなく、時間をかけてじっくり取り組む活動です。 

「発酵」という過程を知ることができるのも、この活動のポイントです。 
完成まで毎日「みんなで作った味噌」を大切に見守る子どもたちの姿があります。厨房を通るたびに気にかけたり、時々様子を見たり、厨房の先生やお友だちと味噌への期待を共有しながらコミュニケーションが生まれます。 

そうして完成した味噌は、学年が上がり5歳児(年長)クラスになってから、お泊まり会でお味噌汁にしていただきます。〈仕込みから調理して食べる〉までの一連の工程に取り組むことで、「みんなで作った味噌」を食べることがより特別な体験となっています。 

さらに、北海道では「トモエ」ブランドで良く知られている味噌の専門家、福山醸造株式会社の方(味噌技能士1級)に各園の味噌を味見していただきアドバイスをいただく機会を設けています。  
 出来上がった味噌の味や特長、発酵具合などを評価いただき、今後の仕込みや発酵の工夫に活かしています。また子どもたちへ、味噌のルーツやおいしく作るコツなどをお話ししていただく機会なども。身近にある食材の「知らなかったこと」への出会いが、さらに興味を広がるきっかけになっています。  

味噌は日本の食卓には欠かせない伝統的な調味料の1つです。 
味噌づくりは五感を刺激する手作業の楽しさ、「発酵」による変化が広げる食への好奇心、完成の達成感を育むだけでなく、体験的に日本の伝統食文化を知ることができる活動です。 

今後も子どもたちが日本の食文化や文化に興味を持つ・広げる活動を大切にしていきたいと思います。 

食育活動や保育の様子は、各園のブログでもご紹介しています。ぜひご覧ください。

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