皆で育てたジャガイモとお米でクッキング
をしました。
初めに作ったのはでんぷん。一個の芋を二人で擦ると説明をしている間に
自分達で順番を決めていた子ども達。
とても意欲的です。次に擦った芋をガーゼに入れて、絞ります。
手際の良さに驚きました。ボウルに移して沈殿する様子に
「白いのある!これがでんぷん?」
うわずみを流し、水を入れる作業を繰り返し行い
透明になるまで行います。最後は沈殿したでんぷんをトレーに乗せ
冷蔵庫で冷やし、でんぷんが完成。
1週間後…
いよいよ五平餅作りにはいります。ガラスの鍋でご飯を炊きはじめると、
お米が見えることに感動する子ども達。
ガスコンロには近づかないと約束をして点火。
「ブクブクしてきた」「底が少し焦げてるよ」と
興味深々です。ご飯が炊けると…
皆で炊き立てを一口ずつ味見。
「美味しい!もう少し食べたい!」との声が。ボウルに移したご飯に、皆で作ったでんぷんを混ぜ、
ビニール袋にご飯をいれて、もみもみ。
「ハート」「まる」と形を整えて見せてくれました。次に年中の時に作った味噌と調味料を混ぜ合わせた
タレをご飯に塗り、ホットプレートに。
「袋についているご飯食べて良い?」と、お米を
無駄にしません。裏返すといい匂いが…
「お腹がすいてきたー」「いい匂い、早く食べたいよ」
出来上がるのが待ち遠しい様子。出来上がった五平餅が、やっと口に入ると
「美味しい!」と顔もくっしゃくしゃに。
「甘しょっぱい味がした」「もう一つたべたい!」
と話し、給食後も「五平餅おいしかったなー」と
呟いていました。
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自分達の手で大切に育てて収穫し、口に入るまでの
行程を学んだことで、食に対しての興味、関心が
深まる活動となりました。