園の様子 / お知らせ

SIDS(乳幼児突然死症候群)訓練

今回は、SIDS訓練を行いました。
SIDS(乳幼児突然死症候群)とは、何の予兆
や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因の
わからない病気のことです。
訓練内容は、ひよこ組(0歳児)の園児の一人
が午睡中に呼吸をしていないことを職員が発見
したという想定で実施しました。

児の意識、呼吸の有無を確認した後、大きな声
で助けを呼び、胸骨圧迫を開始します。

職員が駆け付けた際、一人ひとりに行動指標
カード(アクションカード)を手渡します。
アクションカードの裏面には、やるべきこと
が細かく書かれているため、緊急時にも確実
に行動できるようになっています。

AED(訓練用)到着後、児の胸部と背部に
パッドを貼付し、音声ガイダンスに従って
電気ショックを実行します。
その際、児に誰も触れていないことを、声を
出しながら
目視で確認します。

最後は記録係が緊急時記録用紙に沿って、記録
したものを救急隊員役(看護師)と声を出しな
がら確認して、訓練を終了しました。

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SIDSは前触れなく、いつ何時起こるか分から
ない怖い病気のため、職員全体が緊急時に迅速
かつ確実な対応を行うことが、児の命を守るこ
とに直結します。
園では午睡時に、5分毎に職員が視診しながら
呼吸や体動を確認しています。また、「ルクミー」
というボタン式センサーをおなかに取り付け、体動
を検知し、iPadと連動させるという補助機も使用し
ています。
これらの対策とともに、今回の訓練を職員全体で
振り返り、児の安全を確保できるように日々保育を
行っていきます。

看護師 杉山 祐也

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