園の様子 / お知らせ

食育通信⑭

もも組さんと味噌を作るにあたって重要な
《発酵》について一緒に学びました。普段聞
きなれた言葉ではないので、発酵と聞いても
よく分かりません。そこで、発酵に大切な菌
をキャラクターに見立てて、学ぶ事から始め
ました。


「そもそも発酵ってなんだろう?」
その疑問を解決するために普段の生活で身近
な麴菌、酵母菌、乳酸菌、納豆菌の4つを取
り上げました。自分たちが普段からいろいろ
な菌を食べていることに子どもたちはビック
リしていました。


発酵の話をしていくと、「ヨーグルトと納豆
を作ってみたい!」という声があったので、
早速実験してみることに。












まず納豆チームは、市販の納豆から納豆菌を
取り出し、茹でた大豆にかけます。

その後、炊飯器で12時間保温します。本当
に納豆になってくれるのかドキドキです。

ヨーグルトチームは、牛乳にヨーグルトを混
ぜた物を瓶に詰めて、40℃に温めたお湯の中
で菌の発酵を促します。いつもの牛乳が本当
にヨーグルトになるのかワクワクです。

数日後、炊飯器を覗いてみると、大豆の粒や
大きさ、色が納豆に近づいていきました。
みんなに匂いを嗅いでもらうと… 

「すごーい!納豆だ!!」「ちゃんとできる
てるね!すごいすごい!」
子どもたちは発酵がもたらす変化に驚いてい
ました。大豆が大きくなったことで、高級納
豆のようになりました。
また、牛乳も発酵をおかげで固まり、いつも
食べているヨーグルトになりました!

発酵って凄いね!大成功!


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もも組さんは、味噌づくりに必要な発酵の大
切さを学ぶことが出来ました。お泊まり会で
使うお味噌作りが楽しみです。

厨房 成田瑛梨

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