さとらんどでとうもろこしの収穫体験がありました。
前日までの大雨で、畑も芝生も水をたっぷり含んでいました。子どもたちは長靴をはいて準備万端。
それにしても、今年の年中さんの園外保育は、いつも晴天に恵まれていますね。
バスを降りてから畑までの、遠いこと、遠いこと。残暑の中、汗をにじませながら、畑って広いんだね。と言いながら歩きました。
「畑の先生」の指導のもと、ひとり一本、こんな立派なとうもろこしを収穫することができました。
お弁当の時間には、カエルも仲間入り。さとらんどは湿原の面影がまだまだ残っています。
おなかいっぱい食べたみんなは、今では芝生になった湿原で思いっきり駆け回りました。
次の日は先生たちが食べたい気持ちをこらえて残したとうもろこしの絵を描きました。作品はそれぞれの製作帳でご覧いただけます。
絵を描きながら、今度は幼稚園の畑で育ててみようよ。そんな子どもたちの声も聞こえました。
年長さんの収穫体験は残念ながら台風の12号の影響で、中止となりました。
こうして天候に左右されるのも、自然体験ならではのことかもしれません。
来年は土づくりから収穫まで、こうした継続活動をぜひ幼稚園の畑で経験させたいと考えています。
お勧め絵本 『エディのやさいばたけ』 サラ・ガーランド作 (福音館)
「じぶんのはたけを作ってもいい?」というエディの思いつきにママも大賛成。さっそく妹も一緒に土を掘り返し、本格的な野菜作りがはじまります。
収穫まで、あれこれ心配の種がつきなかったエディですが、自分で育てた夏野菜、最後は家族みんなでおいしくいただきましたよ。
ガーデニングとは一味違った農業体験、ぜひ、読んでみて下さいね。
幼稚園の絵本コーナーより
園長 曽根 香子