去年導入したホームベーカリー。
子どもたちにパンの焼けるにおいを感じてほしい。
小麦粉からパンのできることを知ってほしい。
そんな思いでした。
今年度２歳児つき組ではすでに３回パンを焼き
楽しみましたが、本物の果物でジャムができる
事も知ってほしい！
ということで今回はやおやさんにいちごを買いに行く
ところからスタート！！

まずはパンを仕込みます。
「この魔法の粉（イースト）がパンには必要
だよ」とイーストを見ました。
「ただの粉だよ」
「これが魔法の粉なの？」
子どもたちは興味津々。そして小麦粉と水を
入れました。

そしていよいよいちごを買いに出発！

八百屋さんに着いて子どもたちに聞いてみま
した。
「今日何買うんだった？トマト？かぼちゃ？」
すると元気よく
「いちご！！！！！」
お部屋に帰って、一人ずついちごを持って
「いいにおい！」
「甘い匂いだよ」
それから洗ってから調理室に持っていきました。
「ありさ先生　お願いします」

お昼寝もそろそろ起きる頃　どこからか良い匂いが！
それに誘われて起きだした子どもたち。

パンも焼きあがりジャムもできました。

「いちごジャムだ！！！！」

いちごとお砂糖のみ。いちご本来の香りと
優しい甘さで無添加のおいしさをかみしめ
ました。

さらに、ミカンが少しあると聞いたので
１００％ミカンジュースを作ることに！
まずは頂き物のミカンの皮を子どもたちが
剥く経験をしました。
「できいない」「難しい」と言いながらも
何とか皮をむいたところで、管理栄養士のありさ
先生がきれいに剝いてくれたミカンが登場！

「見て！これミカンだよ・・・」
そしてブレンダーという機会でミカンをつぶします。

ウィーンという音とともに丸かったミカンが
ジュースに変身！！
「おいしそう！！」「早く飲みたい！」
「お家でオレンジジュース飲んだよ」
と子どもたちからたくさんの声が聞こえてきました。


「いただきます！」

の声とともにみかんジュースを一口！
どうやらいつも飲んでいるオレンジジュース
とは違ったようです。
それでも子どもたちはとてもうれしそうでした。

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保育園の食育ではできるだけ素材の味を大切に、
そして身近な野菜や果物が、実はこんな風に形を
変えおいしくなることを伝えていきたいと様々な
活動を取り入れています。その活動を支えてくだ
さっている八百屋さんは今では貴重な路面店。
季節ごとに子どもたちが買い物に行かせていただき
良い経験をさせていただいています。
これからも自分たちで見る・買う・作る・味わう
活動をこれからも取り入れていきます。

つき組担任　高内