子どもたちにとって運動会での憧れは
組体操・リレー・バルーン競技です。
去年憧れていた組体操とバルーンへの
挑戦が始まりました。
まずはバルーン競技を行う年中ひかり組。
「バルーン座り」「アイロン」「波」
と基本的なことを教えてもらった後、今日は
「山」と「風船」に挑戦!
「山」も「風船」もみんなで気持ちを合わせて
一気に上にあげておろす。そうすると空気が
たまって膨らむことを教えてもらって挑戦!
でもなかなかうまく膨らまず、何度も何度も
繰り返しました。
「みんなの気持ちを一つにして力を合わせる。
たいようさんにはできないんだよ。ひかり組
だからできるんだ」
と講師から声がかかると、気持ちを合わせ・・
「やった!」「膨らんだ!」
と子どもたちから声が上がりました。
さて、年長そら組の組体操は・・・・
準備体操の柔軟体操や「アザラシ」「ブリッジ」
も去年から取り組んでいるのでとても上手に
なり、褒めてもらいました。
その後に初めて挑戦する、二人組での技に
挑戦。
講師の話を聞いてやってみる。簡単そうでも
子どもたちにとってはとても難しいようです。
でも繰り返しやってみるうちにコツもつかんで
きました。
そして「親子ガメ」
はじめは土台になる形の「馬」のやり方
を教えてもらいました。「ひざとひざを空けて
しっかりとつく。手も少し離してしっかり地面を
押す。」と手の位置やひざの位置を教えてもらい
ました。
「上に乗る子はゆっくり優しく乗るよ」
と言われ
まだまだ怖い気持ちがありますが、
「ピッ ピッ ピー」の笛の合図の後
「やー!!」と決めポーズの時に声が自然と
出ました。
一つ一つの技を丁寧に教えてもらい、どんどん
技が増えていきます。
「組体操はふざけず真剣に取り組むことのできる
年長だからこそできる種目なんだよ」
と講師に言われ「きりっ」と顔つきが変わり
ました。
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子どもたちにとって憧れのバルーンと組体操。
「いよいよ自分たちの番だ!」という期待と、
「できるかな?」という不安もあるようです。
すぐそばに憧れる対象がいたり、今度は自分
たちが、その憧れられる存在になったりする
ことが、身心共に子どもたちにとって、大きく
成長するきっかけになっています。
完成が今から楽しみです。
4・5歳担任 高内 浩子