保育園では定期的に絵本を増やしています。
今回は新たに増えた絵本についてのお話
を・・・・☆
子どもたちにとって絵本を「読んでもらう」
事はとても大好き。好きな絵本が決まっている
という子もいれば、とにかく読んでほしいとい
う子もいます。
毎日何度も子どもたちに絵本を読んでいる先生
たちが選びました。
0歳児には 様々なシリーズがある
「だるまさんが」
実はこの本・・・・
こんなに大きいんです。
「大型絵本」は絵が大きく迫力もあり大人気。
1歳児のクラスには・・・
子どもたちが大好きな乗り物と動物の絵本が
届きました。
子どもたちの身近な乗り物や動物、食べ物の
絵本を通してさらに興味や関心が広がってい
きます。このペンギン体操は音源もあり曲に
合わせて歌ったり体操したりできます。そう
いう絵本は1歳児にぴったり。読んでくれる
先生の声やアカペラの歌声に心地よさを感じ
てくれます。
2歳児にはこんなかわいい絵本が届きました。
色も絵もポップでカラフル☆
絵を見ながら登場する動物や絵本の中で起こって
いることもだんだん理解できるようになって
来ます。
3歳になると担任の先生が選ぶ本も字が多く
なってきます。
「ともだちほしいなおおかみくん」です。
三歳児クラスの担任の先生が今回選んでくれた
のは2狼が出てきます。
ちょっと怖い。でも見たい。物語をだんだんと
理解して楽しめるようになってきます。
0歳や1歳児に読み聞かせても意味が分からない
じゃないか?と思われるかもしれません。
保護者や保育者のよみきかせの声はいつも聞こ
える声。その声に安心するようになります。
視覚からは形や色、めくられるページ、次の絵、
と刺激を受けます。
そして言葉のシャワーを浴びることで、自分も
話してみよう・・・と喃語が始まります。
読んでもらう⇒声を楽しむ
絵を見る ⇒色や形、絵を楽しむ
想像する ⇒読んでもらう内容を理解して
楽しむそしてやっと自分で読み
たいにつながっていきます。
子どもたちにとって絵本や読み聞かせはたく
さんの刺激があり、脳や情緒の発達に欠かせ
ないアイテムです。
4・5歳児になると絵は少なく長いお話でも
聞きながら理解できるようになってきます。
登場人物の心情も察することもでき、より
絵本を楽しめるようになります。
この本は「ダンプえんちょうやっつけた」
子どもたちが夢中で聞く「おしいれのぼうけん」
の著者の作品です。どんな表情で聞いてくれ
るかな?今から読むことが楽しみです。
長いお話は2~3ページずつ読み進め
続きを楽しめるような読み方の工夫をしながら
字に親しみ、「読みたい」を引き出し
読むことが好きになるような取り組みをして
います。
☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆
子どたちが自分で読み始めると、破れて
しまったりしてぼろぼろになってきます。
でも、大好きな本は何度も何度も繰り返し
読み進める中で自然と破れたり、壊れたりし、
そのたびに子どもたちと修復します。
いよいよ修復は難しい。となったときに
新しく買い替えることもあります。
下の2冊はこれで3回目の買い替えです。
それだけ子どもたちに愛された証拠。
☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆~~~
わざと破いたりしなければ、どの本も
子どもたちの手で開いて楽しんで欲しい。
その中でお気に入りが見つかり、大切に
したいという気持ちが芽生えれば、子どもたち
は自然と「大切に読む」ようになってきます。
保育者は子どもたちの反応を見ながら、絵本を
選び、読むスピード、声色を使い子どもたちと
一緒に絵本を楽しんでいます。
【参考】
絵本の多い本屋さん(一部抜粋)
千種区 らくだ書店
覚王山 メルヘンハウス
中区栄 丸善名古屋店
中村区 イオンノリタケの森
主任
冨山 繁美