今日1月10日は時計のない日でした。
時計のない日?どんな日でしょう?
時計のない日とは、
「時間を気にせず好きなあそびをめいいっぱい
楽しむ!」をコンセプトに部屋の時計を外し
時間を気にせずあそぶ日です。
今回は「お正月あそびを楽しむ」
と題し様々なお正月の伝統あそびを経験しま
した。
①コマであそぼう
画用紙に色を塗ったりシールで飾りをつけ
画用紙ゴマを製作。3歳以上の子どもたちは
鋏を使って自分で形を切り抜きました。
木ゴマを見つけた子どもたち。
「回すの難しいよ」と言いながらどちらが長く
回っているかの競争!あそびを作り出しています。
②かるたあそび
字の読める4、5歳児のお兄さんたちに読んで
もらいながら、札を探し「僕も読みたい」と
言う声も聞こえてきました。
年上児の姿を見ながら「僕もやってみたい」
そんな思いが芽生えています。
その他には、、、
③すごろく
④ダルマ落とし
どのあそびも盛り上がりました。
そして、幼児の子どもたちの一番の楽しみ・・
それは何と言ってもお弁当!
今回は、、
「おなかがすいたら3階へ行くバスに乗ろう!」
とバス停ができていました。
たくさんあそんでいると、
「おなかすいたからバス停にならぶ!」と
言う子がちらほら。
子どもたちが並び始めるとあっという間に満員!
3階に移動してお弁当を食べました。
「僕はサンドイッチ!」
「おにぎり美味しい!」
子どもたちにとって楽しいひと時でした。
午後からはかるたづくり。
文字が欠ける子は読み札も作りました。
そのかるたをみんなで楽しみます。
お正月あそびは「伝承あそび」とも言われ
日本の古くから親しまれてきたあそびです。
かるた、すごろく、ダルマ落とし、けん玉など
それぞれ「文字への関心」「数字への興味」
「バランス感覚」など日本古来の遊びの中に
子どもの育ちにつながる遊びがたくさん入って
いて、子どもたちもとても興味を持っていました。
ぜひご家庭でもやってみてください。
☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆
自分の好きな遊びを楽しむ時計のない日。
今年は「おなかがすいたら自分の判断でお弁当を
食べる」ということもやってみました。
主体的な保育・・・そのきっかけは自分で選べる
環境がある。ということを改めて感じた一日
でした。
主任 冨山 繁美