園の様子 / お知らせ

味噌作り始めました

幌北学園では、年中組で味噌を仕込み、年長
組のお泊り会でその味噌を使った料理を食べ
るという行事が伝統となっています。

また、各園が作った自慢の味噌を一同に集め、
味噌会社の方が品質を評価する品評会も行っ
ています。
(ちなみに、今年度の春先に仕込んだ物の中
から、「ひたし豆」と「金時豆」の2種類を
提出したところ、先日行われた品評会で特別
賞を受賞しました!)

普段、家庭や給食でよく目にする味噌ですが、
実際の材料や作り方を知っている人は少ない
のではないでしょうか。
年長組の子どもたちは定期的に、給食室のお
手伝いとして様々なクッキング活動に参加し
ており、その姿を見た年中組も「わたしたち
も手伝いたい!」「何か料理を作りたい!」
と興味を示すようになりました。

実際、子どもたちにどんなことに挑戦したい
かを聞くと、スープ作り、特に「味噌を作っ
て味噌汁を作りたい!」という意見が出まし
た。
開園当初、給食への興味を持ってもらうため、
様々な豆を使って7種類の味噌を作り廊下に
展示していました。
年中組の子どもたちはそれをじっくり観察し、
ずっと自分たちでも作りたいと願っていたよう
です。
7種類も味噌があるので、それらを試食し一
番好きな豆からできた味噌を作ることにしま
した。

どの味噌も味や香りに個性があり、ひとつひ
とつの味の違いに子どもたちは大興奮!人気
の高かった「大豆」「黒豆」「小豆」で味噌を
仕込むことになりました。
使う材料や方法を調べて、いざ味噌作り当日
!茹でたあがった豆の良い匂いがお部屋に漂
っていました。
ジップロックに入れた豆をみんなで楽しく潰
します。
「あったかーい!」
「みてみて!上手につぶせてる?」
潰した豆と塩と麹を混ぜて、お守り塩を振り
容器に入れたら完成です。
こちらは黒豆の味噌。
これは小豆の味噌。
この2種類は廊下で熟成を進めているので、
ぜひ観察してみてください。

大豆には3種類の塩と麹を混ぜて、団子状に
した味噌玉を容器の中に投げ入れました。
作った味噌に【おみそくん】と命名し、お泊
り会のその時までゆっくりと熟成していきま
す。
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春先に仕込んだ7種類の味噌は、これから給
食にて順次提供していきます。玄関の写真パ
ネルに、当日使った味噌の写真も掲載してい
きますので、子どもたちに感想を聞いてみて
ください。

厨房 大西拓也







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