子どもたちの大好きなごっこあそび。
そのなかでも年長児に人気なのが
『おはなみごっこ』。
始まりは、この1冊の絵本でした。
「おはなみって、したことある?」と
子どもたちに聞くと、
「あるよ!」「したことないなぁ…。」
と、さまざまな答えが返ってきました。
絵本を読み終えたあと
「おはなみやってみたい!」
の子どもたちの声でホールに飾られた桜の飾り
を眺めながら、おはなみごっこを楽しみました。
次の日、子どもたちが相談しながら、
ブロックを使って何かを作り始めました。
どんどん積み重ねていって、みるみる間に
子どもたちの身長を越え…
崩さないように慎重に乗せていきます。
上段部分には、ピンク系のブロックをあえて
横積みにし、満開の花を表現して…
完成したのは、大きな大きな桜の木!
「うわー、大きいね!」と完成した桜の木を
嬉しそうに見上げる子どもたち。
こちらでは、お弁当作りに大忙し!
「みんなの分もたくさん作らなきゃ!」と
張り切っておむすびを握っています。
白いブロックに黒いブロックをくっつけて
再現していました。
他にもおかずに、卵焼き、漬物、お魚etc…
デザートには、イチゴやパイナップルも。
ブロックを食べ物に見立てながら、次々と
美味しそうなお弁当が完成していきます。
そして…
座布団を並べて会場づくり。
完成したお弁当も並べ、だんだんにぎやかに
なっていくおはなみの会場。
楽しそうな雰囲気に誘われて、他のクラスの
お友だちも集まってきたところで…
いよいよ、おはなみがスタート!
「わたしは、〇〇作ってきたよ!」
「ジュース飲む人ー?」「おいしいね。」
など、まるで本当におはなみをしているかの
ような雰囲気です。
年長は、得意ダンス『パプリカ』を踊って
盛り上げてくれました。
子どもたちは、このおはなみごっこが大好き
で、連日楽しんでいました。
同じ『おはなみごっこ』でも、子どもたちの
たくさんのアイディアで日々あそびは展開
していきます。
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あそびを通して自然とルールを学んだり、
社会性やコミュニケーション能力
を身につけていきます。
ごっこあそびには、子どもたちを成長させる
たくさんの要素が詰まっています。
これからも子どもたちの無限大の発想力を
大切にあそびに取り入れていきます。
5歳児ばら組担任:前田