4月になり、憧れの年長さんになったばら組
の子どもたち。
やってみたいことがたくさんありすぎて、意
欲に満ちあふれています。今回は、ばら組の活動をご紹介します。
子どもたちの会話を聞いていると、期待に胸
を膨らませているのがよくわかります。
「お泊り保育って何をするのかな?」
「みんなでご飯を食べて、寝るんだよ。」
「おばけやしきある?」
「おばけやしき⁈きゃー怖い!」
今までの年長さんから聞いていた話を思い出
して盛り上がっていました。
散歩に出かける時は、必ず小さい組の友だち
と手をつなぎます。
年長児が車道側を歩き、車がそばを通ると止
まったり、ちょっとした段差や電柱があると
優しく手を引いてぶつからないようにしてあ
げています。
異年齢で過ごすことで、思いやりの気持ちが
育っています。
大好きな遊びのひとつ、ラキュー!
細かいパーツがたくさんあります。
これを、型ごとに仕分けをしていたのは、年
長さんだったことを聞いてからは、時間を見
つけては、仕分けに精を出しています。
知らないところで、今までのばら組さんに、
たくさんのことをしてもらっていたことに気
がつきました。
楽しみにしている活動のなかには、お当番や
席替えがあります。
当番表は、自分の姿をモチーフに、顔の形か
ら、自分で下書きをして切りました。
「これくらいの大きさかな。」
「丸にしようかな、長丸にしようかな。」と、
友だちとの会話が弾みます。
いざ切ってみると、思っていた大きさより少
し大きかったり、小さかったり…これが、個
性的に仕上がったポイントです。
髪型は、折り紙を破り、ちょうど良い長さに
調節し、貼り絵にしました。
その他、描きたいパーツを加え、キラキラ折
り紙で周りを飾って完成!
世界に一つだけのお当番表です。
1年間大事に使います。
席替えには、くじ引きボックスを使います。
みんなで寄せ書きした箱は、月に一度の席替
えの時に登場することになりました。
くじ引きのワクワクが止まりません。
日々の活動には、音楽やリズムあそびも取り
入れています。
今は、ドレミの歌に合わせて、音の階段を意
識しながら発声したり、おもちゃのチャチャ
チャに合わせて、いろいろなリズムをとるこ
とが、毎日の楽しみになっています。
他にもたくさんの経験を通して、「なぜ?」
「どうして?」の疑問が生まれ、解決するこ
とで知識が蓄えられています。
ばら組さんは、まだ始まったばかり!
嬉しい!楽しい!をたくさん見つけていきま
す。
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この積み重ねが、数か月後、そして年度末に
どのようにつながり、どんな素敵な花を咲か
せてくれるのか、期待感が高まります。
ばら組担任 川上 寿美