【給食の鉄人】とは、アイデア・発想力と想
像力・プレゼンテーション・調理技術や知識
を競い幼児給食No.1を決める料理コンテスト
です。一次審査を通った下落合そらいろ保育園は、
決勝の5組に残り、1月30日に決勝戦を行
いました。作っている所をカメラで撮影し、
別室にいる審査員が調理技術をチェックして
います。作ったレシピは「ふんわり鮭のそらいろソー
ス焼き」という、この学園のルーツでもあり、
北海道の名産でもある鮭をメインにした料理
です。今までの食育活動の経験を活かし、子どもた
ちから食材のアイディアを募り一緒に考えま
した。そこに食材の変化を分子レベルで捉え
る、科学的な視点を合わせたメニューです。プレゼンテーションでは、こだわりの調理方
法やレシピに込めた思いなどを発表しながら、
審査員が試食をし、質疑応答を行いました。
そして、厳正なる審査の結果、「優秀賞」を
受賞することが出来ました。今回作ったレシピは2月の給食で提供予定で
す。どうぞお楽しみに!
家庭でも簡単に作ることが出来るメニューに
なっていますので、ぜひ皆さんもお試しくだ
さい。
【ふんわり鮭のそらいろソース焼き】
ー材料(5人分)ー
鮭(40g切り身)・・・5枚
ほうじ茶・・・250cc
塩・・・2.5g(小さじ1/2)
砂糖・・・4g(小さじ1)
コーンクリーム缶・・・30g(大さじ2)
マヨネーズ・・・30g(大さじ2弱)
赤パプリカ・・・25g(1/10個)
黄パプリカ・・・25g(1/10個)
パセリ(乾)・・・少々
ー作り方ー
1.ほうじ茶に塩と砂糖を入れて混ぜておく
2.1のほうじ茶に鮭を入れ10分~30分
漬ける
3.オーブンを200℃で余熱する
4.パプリカを3㎜位の角切りにする
5.コーンクリームとマヨネーズとパプリカ
を合わせて混ぜる
6.鉄板に鮭を並べ、5のソースをかけて
10~15分焼く
7.パセリをふって完成 ー☆ポイント☆ー
①塩と砂糖を混ぜた液体の事を「ソミュール
液」といい、食材をしっとりとさせ、ふわ
っとした食感に仕上げます。
普通は水を使うのですが、ほうじ茶を使う
ことで より鮭の生臭みを取り除きます。
※ほうじ茶の変わりに水や麦茶でも代替え
できます。
※青魚などは特に臭みを抜くことが出来る
ので、塩焼きなどする時などにオススメ
です。
②オーブンがない場合、フライパンで鮭を焼
き、パプリカをお湯でサッと茹で、水気を
切った後に マヨネーズとコーンクリーム
と混ぜ、焼いた鮭にかけてください。
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コンテストでは普段の子どもたちとの関わり
方も含めて、大きく評価していただきました。
今後も調理技術や知識を深め、子どもたちが
この保育園に来てよかった!そんなふうに思
ってもらえるように食育活動も含めて、努力
していきます。
厨房 大西拓也
園の様子 / お知らせ
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