今まで吹上そらいろ保育園ではお餅つきの
行事をしていませんでした。
しかし今年の3月。行事の見直しをした
時に「日本だからこその経験」の一つとして
お餅つきをやってみようと試みました。
石臼と杵を始めてみた子も多かったようで
用具の説明の時から子どもたちはとても興味
深そうに見つめていました。
「これがもち米だよ。お餅はこのお米で
作るんだよ。」と紹介しました。
そしていよいよお餅つき開始!
園長先生がお餅をついてくれました。
お餅をつくたびに振動が・・・・
そして「ぺったん ぺったん」という音も
しています。
その様子を真剣に見つめる子どもたち。
子どもたちにとってお餅つきを近くで見る
機会になりました。
年中ひかり組は保育者に手伝ってもらいながら、
年長は一人で杵を持ってお餅をつく体験もしました。
出来上がったお餅は、年長・年中の子どもたちが
鏡餅にして各クラスに配ってくれ、吹上そらいろ
保育園のお正月準備に華を添えてくれました。
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時代とともに薄れていく日本の伝統文化や習慣。
スーパーに行けばお餅も鏡餅も売っています。
町内会や商店街でのお餅つきも中止にいなって
いる中、園でできることはないかな?と工夫
しました。
今回保育園でお餅つきを経験したことで、
杵の重さやお餅をつく大変さなど、特に年中・
年長組の子どもたちに感じてもらうことができ
開催できてよかったと感じています。
つき立てのお餅は粘りも強く、誤嚥の危険性や
コロナ渦での衛生面から喫食はしませんでしたが
目の前でお餅つきを見る、自分たちでやってみる。
という機会になりました。
今後も日本の文化を大切にした行事にも取り組んで
行きます。
石臼・杵を快くお貸しいただいた関係者の皆様
ありがとうございました。
0歳学年主任
栗木理栄